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2021/11/25

椎間板ヘルニアの起こる原因や症状について

2021/11/25椎間板ヘルニアの起こる原因や症状について

今回は椎間板ヘルニアについてお話し致します。

まず脊椎は、頚椎、胸椎、腰椎、仙椎に分かれます。このうち、頚椎、胸椎、腰椎は椎体と呼ばれる骨が連結されて構成されており、この連結部に椎間板が存在します。

 

椎間板は若年時は水々しくクッション性が高いですが、加齢と共にこの水々しさが失われ、線維化が進み固くなると同時に形状の変化が起こります。

 

形状変化が起きた場合、椎間板が全体的に膨隆する場合や椎間板が突出あるいは脱出するヘルニアを呈する場合があります(図1)。今回、簡潔に解説するため、膨隆とヘルニアを一つにまとめてヘルニアとして話を進めます。

 

1.ヘルニアの起こる機序

変性

変性は前述したメカニズムで起こる異常です。

椎間板の変性によってヘルニアが起きる場合、同時に椎体=骨にも異常が起きていることが殆どです。骨には、”骨棘”と言って骨の縁から棘が飛び出ているような変化が起こります(図2)。

 

この骨棘とヘルニアを呈した椎間板が脊髄を圧排したり、神経根を圧迫することで症状が出現します。またこれらはそれぞれ症状が異なります。

変性では徐々に症状が進行するため、画像検査などが行われる際には、多くで異常が指摘されます。

外傷

変性よりも圧倒的に頻度は低いですが、事故などで椎間板に影響が出ることがあります。

受傷時に椎体にかかる強い伸展屈曲力などを原因とし、多くが転落や高エネルギー外傷を原因とし、椎体や椎間関節その他脊椎支持組織等にも合併損傷を認め、脊髄損傷を合併することさえあります。この場合、高度の機能障害が出現しえます。

 

一方まれに椎間板のみの損傷にとどまるケースもあり、高エネルギーではない玉突き事故など、いわゆる鞭打ちの状況では、通常画像検査では異常を指摘できないことがしばしばあり、見逃しやすい病態です。

外傷での単純な頚部痛では外傷性ヘルニアを積極的に疑わず、受傷による関節の傷害由来の症状である可能性を考えられます。

2.ヘルニアによる症状

ヘルニアは起こる部位によって症状が異なります。大雑把にはなりますが以下のように分けられます。

頚椎で椎間板ヘルニアが起きた場合

ヘルニアを生じる場所によりますが、頸椎高位には主に上肢の運動を司る神経が存在します。ヘルニアによって神経根が傷害されると上肢の筋力低下や異常知覚がおこります。

 

高度に神経障害をきたす場合、頚髄の障害が起こり、異常知覚、感覚脱出、指先の精密な動作(=巧緻性)の低下、歩行障害時には下肢の麻痺や排泄機能が傷害されます。

胸椎で椎間板ヘルニアが起きた場合

上肢の機能を司る神経は保たれ、それ以外の機能が傷害されることがあります。

神経根の障害では表出する症状が乏しいため脊髄の障害が起こると症状を自覚することがあります。

 

例えば、下肢の異常知覚、麻痺、膀胱直腸の機能障害です。

腰椎で椎間板ヘルニアが起きた場合

神経根の障害では表出する症状が乏しいため脊髄の障害が起こると症状を自覚することがあります。

 

例えば、下肢の異常知覚、麻痺、膀胱直腸の機能障害です。

腰椎で椎間板ヘルニアが起きた場合

主に下肢の異常知覚や麻痺の頻度が高いですが、ヘルニアの起こる高さによっては膀胱直腸傷害が出現し得ます。

仙椎ではどうなのか?

仙椎は、腰椎と仙椎との間に椎間板が存在しますが、仙椎の領域では椎間板が存在しません。よって椎間板の異常は起こりません。

3.変性と外傷がオーバーラップすることがある

特に高齢者においては椎体変性に伴う椎間板の変性(=膨隆≒ヘルニア)を既に認めていることが多く、受傷による椎間板膨隆か既存の椎間板膨隆なのか判断に苦慮する場合があります。

 

MRIによって椎間板の浮腫性変化をとらえることができれば判断も容易ですが、画像変化を認めるものは極一部です。

 そのため「受傷により症状が出現した」、仮にすでに症状があったとしても「受傷前後で明らかに症状が進行した」といった所見のほか、「受傷以前に撮像されたMRIやその他画像所見と比較し明らかな変化を認めた」などの比較所見が極めて重要となります。

まとめ

以上が椎間板ヘルニアの大まかな解説でした。

椎間板ヘルニアと外傷の関係は、その証明が極めて困難で、変性を伴う場合、外傷との因果関係を結論づけることはより困難であるため、専門医による詳細の評価検討が必要となります。

お困りの事例がある場合にはまずは弊社までご相談ください。

 

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