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2022/05/30

脳挫傷とは

2022/05/30脳挫傷とは

脳挫傷とは

脳挫傷は脳そのものに出血をきたす神経症状を呈する病態です。

 

ほかの外傷性変化と同様頭部に強い外力が加わることで発症しますが、受傷を受けた部位によって症状が異なります。

 

 

脳挫傷の受傷機序および受傷後の経過について

主に高所転落や交通事故といったような高エネルギー外傷において頭部に強い外力が加わった際に起こります。

 

脳に直接損傷をきたし出血および浮腫を呈します。好発部位があり、側頭葉、前頭葉底部、シルビウス裂、打撲部位と反対側の領域が挙げられます。

 

また脳挫傷で特徴的なのは、受傷直後不明瞭であった出血が進行性に増悪してくるというものです(二次損傷)。

 

二次損傷が起こるメカニズムは様々なことが考えられていますが、ここでは割愛します。

 

受傷直後は細かな出血と脳浮腫が見られ、その後神経組織の壊死が起き、体内の免疫反応による修復過程を経て、受傷部位は瘢痕化、グリオーシスを示します。

 

 

症状について

脳挫傷単体で見た場合、急性期では意識障害が目立たず徐々に進行してくることが多いです。

 

一方同じく脳実質でおこるびまん性軸索損傷では意識障害が表立って存在します。

 

慢性期になると、損傷した部位に従った神経症状(異常感覚、運動障害や言語障害など)が後遺症として残り得ます。

 

そのほかにもてんかんが問題となります。

てんかんによって意識障害を呈し、頭部をはじめとする外傷を繰り返す方が多いです。

 

てんかんはその症状の派手さから、発症すれば気づかれることが多いです。

 

一方、機能障害に関しては軽いものだと、他者からは気づかれにくく、ご本人にしかわからないものもあります。

 

 

脳挫傷の診断について

脳挫傷は頭部の外傷を起点とするため、ほかの外傷性変化とともに初療ではCT検査によって診断がなされます。

 

CT

出血や浮腫を鋭敏に検出可能な他、骨の評価やそのほかの頭部外傷の評価が可能なため第一選択となります。

出血の状態は様々で大きな血腫を形成する症例や点状の出血をきたすことが多いです。

 

単純X線写真

骨折に関して評価可能ですが、CTで診断可能なため今はほとんど行われません。

 

MRI

頭部外傷全体に言えますが、第一選択となりません。

 

これまで紹介した頭部外傷は急性期では生命維持が極めて重要になるため、バイタルをモニタリングできる機器を持ち込むことが困難なMRIは不適です。

 

CT所見と臨床症状に乖離がある場合、CTで検出困難な外傷(例えばびまん性軸索損傷など)が疑われる際は、MRIが行われます。

 

脳挫傷では、頭蓋内で起こるほかの外傷性疾患の合併を評価するためにCT施行は極めて重要です。

 

 

治療方法と治療期間について

脳挫傷の急性期においては脳浮腫に対して、点滴による浮腫予防が行わります。

 

保存的に見られることが多いですが浮腫の程度が重度の場合、開頭減圧術や開頭血腫除去術が行われることがあります。

 

急性期を脱した後は、てんかんが問題となるため抗てんかん薬の内服が重要となります。

 

また受傷部位によって運動麻痺や言語障害が起こるためその場合リハビリテーションが行われます。

 

 

認定される後遺障害等級の種類について

脳挫傷で認定されうる後遺障害等級は以下の通りです。

 

介護を要する後遺障害の場合の等級

等級

説明

1級

一 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの

2級

一 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの

 

後遺障害の場合の等級

等級

説明

3級

三 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの

5級

二 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの

7級

四 神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの

9級

十 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

 

 

まとめと注意点

脳挫傷は頭部の外傷で起こる疾患の一つです。

 

急性期では脳挫傷やそれ以外の外傷性変化も重要ですが、本外傷では慢性期になるとてんかんや機能障害に悩む方が多くおられ、その症状は厄介です。

 

また脳挫傷の部位に応じた機能障害に関しては軽微であれば受傷直後は気づきにくいです。

 

脳挫傷の診断を受けられた方で、その後、痺れといった異常感覚、手足の動かしにくさなどの運動麻痺、記憶障害、言語表出の障害等を自覚される方は後遺障害の認定を受けられることが可能かもしれません。

 

そのような症状にお困りの方はご遠慮なくYKR medical consultへご相談ください。

 

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