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動脈瘤の見落としにおける準備書面のコンサルティングについて

CASE

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動脈瘤の見落としにおける準備書面のコンサルティングについて

1 依頼内容

Content

MRI画像内に動脈瘤が存在したにもかかわらず、これが見逃されたため、患者の動脈瘤が破裂したことによりくも膜下出血が発生した。医療過誤の認定に関する係争に発展したため、準備書面を作成する際に医学的な意見が必要となり、弊社がコンサルトを行った。

 

実際のサポート内容

saport

患者側弁護士が作成した準備書面のうち、特に医学的であり、かつ専門性が高いため重要な争点となりうるポイントについて、神経内科専門医によりこれを適切に指摘し、文案のコンサルティングを行った。当初頂いた内容を質量ともに充実させ、より網羅的かつ詳細な内容を記載することにより、裁判官に十分な説明を行った。

さらに、裁判所からの釈明に対しても、医療安全に精通している専門医が回答内容の作成支援を行うことにより、適切な回答を行って、患者側弁護士及び裁判官の同案件に対する理解度を高める結果を得た。



鑑定結果

Appraisal results

患者側の意見が認められ、患者及び患者側弁護士の利益に大きく貢献した。

 

・コンサルト契約によるメリット

本案件は意見書等の証拠作成のみならず、準備書面の作成段階において係争のポイントを十分に整理することで、患者側弁護士の準備書面作成のコンサルトを行った。これにより、患者側弁護士の案件に対する理解度を高めつつ、裁判官に対して説得力を持って説明することができた。弊社においては、医師が訴訟上最も重要となる要点を指摘し、適切な参考資料を添付するなどして準備書面段階からの作成支援を行っている。これにより、患者側弁護士は、裁判所の心証に影響をもたらす迅速かつ適切な回答を行うことができた。

コンサルティング契約をすることにより、日頃から医学的知見へのアクセスが容易になる。弊社は弁護士との間で一つのチームを組むことにより、係争の行先を大きく決着づける事前準備を行うことを実現している。

 

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